TODAI TV http://todai.tv/ 2008-11-18T16:22:53+09:00 TODAI TVへようこそ! TODAI TVは、東京大学で実施されている公開講座、各種のイベントの講演などを視聴することのできるサイトです。東京大学では、毎日新しい知が生産され、また、世界中の知が行き交っています。東京大学はリーディングユニバーシティとして、学びたいと思うすべての方々をを応援いたします。ご自由にお役立てください。 公開講座「ホネ」追加:高戸毅先生【顔のホネのしくみと病気】 http://todai.tv/contents/kokai/2010_02/takato_tsuyoshi/001/index.html 2011-12-07 顔のホネの多くは手足のホネとは発生学的に異なり、その形も非常に複雑であり実に上手く出来ている。一見重たい骨の塊のように見える顔の骨は、少しでも軽くなるように実は中は空洞だらけで、眼、鼻、口や歯といった重要な感覚器官が収まっており、見たり、聞いたり、息をしたり、喋ったり、食べたりできるように合目的的に作られている。このように重要な機能を持っている顔のホネが生まれつき、あるいは加齢、ケガや病気によって変形したり、無くなってしまうと大変困ることになる。特に上あごと下あごは歯が生えてくる唯一の骨で、体のほかの骨にはない特徴がある。それゆえに、厄介な病気もいろいろ起こる。 《東大SPHフォーラム》おわりに―――赤林朗先生、神馬征峰先生 http://todai.tv/contents/event/SPH/end/index.html 2011-12-07 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻(SPH)は4月20日、「東日本大震災の健康被害--公衆衛生に何ができるか」をテーマに、フォーラムを開催いたしました。地震と津波による大きな被害、その後の福島第一原子力発電所の事故の影響は、これまでに私たちが経験したことのない深刻な事態となっています。本学SPHとして、さまざまな課題にどう対処していくべきか、中長期的な視点でとらえようというものです。 《東大SPHフォーラム》第3部 フロアからのコメント、Q&A―――橋本英樹先生 http://todai.tv/contents/event/SPH/question/index.html 2011-12-07 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻(SPH)は4月20日、「東日本大震災の健康被害--公衆衛生に何ができるか」をテーマに、フォーラムを開催いたしました。地震と津波による大きな被害、その後の福島第一原子力発電所の事故の影響は、これまでに私たちが経験したことのない深刻な事態となっています。本学SPHとして、さまざまな課題にどう対処していくべきか、中長期的な視点でとらえようというものです。 《東大SPHフォーラム》第2部 パネルディスカッション―――橋本英樹先生、神馬征峰先生、小林廉毅先生、大橋靖雄先生、佐々木敏先生、島津明人先生 http://todai.tv/contents/event/SPH/panel/index.html 2011-12-07 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻(SPH)は4月20日、「東日本大震災の健康被害--公衆衛生に何ができるか」をテーマに、フォーラムを開催いたしました。地震と津波による大きな被害、その後の福島第一原子力発電所の事故の影響は、これまでに私たちが経験したことのない深刻な事態となっています。本学SPHとして、さまざまな課題にどう対処していくべきか、中長期的な視点でとらえようというものです。 《東大SPHフォーラム》第1部 報告―――小林廉毅先生、大橋靖雄先生、佐々木敏先生、島津明人先生 http://todai.tv/contents/event/SPH/report/index.html 2011-12-07 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻(SPH)は4月20日、「東日本大震災の健康被害--公衆衛生に何ができるか」をテーマに、フォーラムを開催いたしました。地震と津波による大きな被害、その後の福島第一原子力発電所の事故の影響は、これまでに私たちが経験したことのない深刻な事態となっています。本学SPHとして、さまざまな課題にどう対処していくべきか、中長期的な視点でとらえようというものです。 《東大SPHフォーラム》はじめに―――赤林朗先生 http://todai.tv/contents/event/SPH/intro/index.html 2011-12-07 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻(SPH)は4月20日、「東日本大震災の健康被害--公衆衛生に何ができるか」をテーマに、フォーラムを開催いたしました。地震と津波による大きな被害、その後の福島第一原子力発電所の事故の影響は、これまでに私たちが経験したことのない深刻な事態となっています。本学SPHとして、さまざまな課題にどう対処していくべきか、中長期的な視点でとらえようというものです。 英語の発音と発音記号 http://todai.tv/contents/event/kyouyou_eigo/hatsuon/001/index.html 2011-12-01 英語は、24の子音と約15の母音を使い分けています。これは日本語が使い分ける音よりもずっと多く、当然のことながら日本語の音(カタカナなど)に置き換えて覚えることはできません。しかも、英語ではつづりで発音が決まらないので、つづりで発音を覚えるわけにもいかないのです。発音記号を知らずに英語を発音できるようになろうというのは、数字を学ばずに四則計算を学ぼうとするようなものです。 東京大学では、入学後最初の英語の授業でこの映像を視聴し、英語の発音の基礎と発音記号について学びます。 根岸英一博士 公開講演会 http://todai.tv/contents/event/negishi_eiichi/001/index.html 2011-11-24 副題:Palladium-Catalyzed Cross Coupling Reaction that Has Revolutionalized Organic Syntheses (有機合成に革新をもたらしたパラジウム触媒クロスカップリング反応)  本学工学部応用化学科(現在の工学部化学・生命系三学科)卒業の根岸英一博士が、工学部・工学系研究科出身者としては初めてノーベル化学賞を受賞されることを記念して、公開講演会が開催されました。 公開講座「ホネ」追加:橘和夫先生【化学から見た体の骨、細胞の骨、分子の骨】 http://todai.tv/contents/kokai/2010_02/tachibana_kazuo/001/index.html 2011-11-07 何億年も昔、海で生物が誕生したころ、海中にカルシウムはほとんどありませんでした。陸からカルシウムが流れ込むようになると、生物の細胞は異物であるカルシウムを細胞内から排除し、高度な運動機能の手段や内臓を守る骨として利用しました。これが骨を持つ脊椎動物の誕生とされています。しかし生物はカルシウムを手に入れる前から強固な分子構造の「硬い分子」という骨を持っていました。本講義ではそれぞれのレベルでの「骨」を紹介します。 公開講座「ホネ」追加:高橋美保先生【失業体験を支える心のホネ】 http://todai.tv/contents/kokai/2010_02/takahashi_miho/001/index.html 2011-10-27 リーマンショック以来、再び失業率が高まっている。失業はマクロな社会問題であると同時に、失業者個々人にとっては、経済的、社会的、心理的に大きなストレスとなる体験である。望まざる失業によって、心が折れそうになる人は少なくない。心のケアだけでは社会復帰は難しいが、心が折れてしまっては生きられない。自分の人生を再びしなやかに歩み出すためには何が必要だろうか。失業を通して、働くこと、生きることを問い直してみたい。 公開講座「ホネ」追加:設樂博己先生【先史時代の人々は骨をどのように扱ったか -再葬と祖先祭祀-】 http://todai.tv/contents/kokai/2010_02/shitara_hiromi/001/index.html 2011-10-26 日本では火葬が一般的で、通常、骨を壺に入れて墓石の下に納める。意識しないにせよ、骨-墓に眠る遺体の一部-が、死者に対する哀悼なり追憶のよりどころとなっている。先史時代の人々も、埋葬によって遺体を土中に残したが、弥生時代には埋葬した遺体を骨にしてから再び掘り起こし、埋葬しなおす「再葬」が流行した。弥生人にとって骨を再葬した意味は何であったのか。世界の先史時代の埋葬と比較しつつ、検証する。 公開講座「ホネ」追加:森山 工先生【関節の痛み、骨の痛み】 http://todai.tv/contents/kokai/2010_02/moriyama_takumi/001/index.html 2011-10-24 インド洋西南海域に位置する島、マダガスカルにおいては、死後、親族が共有する集合墓に埋葬されることは、その人がたんなる死者ではなく、「祖先」として社会的に位置づけられることと結びついています。だから、死者を看取った遺族のつとめは、その死者を親族の集合墓に埋葬してやることなのです。しかし、さまざまな事情で、遺体をすぐに集合墓に埋葬できないことがあります。そのとき、マダガスカルの人々は死者とどう向き合うのでしょう。とりわけ、集合墓に埋葬するべきこの遺体と、人々はどう向き合うのでしょう。これらを手がかりに、人々の死生観と、そこにおける骨の意味を探ってゆきます。 公開講座「ホネ」追加:江川雅子先生【開講の挨拶】 http://todai.tv/contents/kokai/2010_02/egawa_masako/001/index.html 2011-10-20 公開講座「ホネ」開講にあたって、東京大学理事 江川雅子よりご挨拶です。 公開講座「ホネ」追加:川口 浩先生【関節の痛み、骨の痛み】 http://todai.tv/contents/kokai/2010_02/kawaguchi_hiroshi/001/index.html 2011-10-20 公厚生労働省の調査によると、国民が訴えている自覚症状で最も多いのは、男女とも腰痛、肩こり、関節痛です。これらの症状は、変形性関節症や骨粗鬆症によって起こります。本講義では、これらの痛みのメカニズムと対策について概説します。 駒場祭公開講座2010:村松真理子先生【イタリアの食のテクスト ― パスタ、ハム、チーズを読む】 http://todai.tv/contents/event/komabasai/muramatsu_mariko/001/index.html 2011-10-19 近代イタリアの「国民文学」、マンゾーニの小説『いいなづけ』の冒頭近く、登場人物たちが食べるのは?スパゲッティではなく、とうもろこしの粉のおかゆ「ポレンタ」です。 マンゾーニから「スローフード宣言」まで、イタリア発のテクストを手に、イタリア料理の歴史と地域性/国際性をたどります。保存食品の代表、チーズと生ハムについては、レストラン・ルヴェソンヴェールの伊藤シェフのご協力で、実際に試食しながら、専門家の視点もうかがいます。 駒場祭公開講座2010:大島まり先生【血液の流れを探る】 http://todai.tv/contents/event/komabasai/ooshima_mari/001/index.html 2011-10-19 私たちの体の中には血液が流れていて、体の隅々まで酸素や栄養を運んでくれます。その一方で、動脈硬化症などを通して心疾患や脳血管障害を引き起こしたりもします。 このように重要な役割を果たす血液の流れを、最新のコンピュータ・シミュレーション技術を用いることにより、詳細にかつダイナミックに探る研究が進んでいます。コンピュータ上に私たちの血液の流れを再現することにより、見えてくるものは。そして、今後はどのような応用が考えられるのでしょうか。 不思議な血液の流れの世界を一緒に探ってみませんか。 公開講座「ホネ」追加:鄭 雄一先生【老いない体のつくり方 ―骨粗鬆症を防ぐ―】 http://todai.tv/contents/kokai/2010_02/tei_yuuichi/001/index.html 2011-9-12 われわれはみな、生理的な老化とその先にある死を避けることはできません。しかし、病的な老化を避け、健康で暮らせる期間を長くすることはできます。骨粗鬆症に代表される骨の病的な老化は、老人の寝たきりの約1割をひき起こし、社会的・経済的に大きな問題となっています。   本講義では、骨のできかた・骨の役割・骨の老化について学び、ついで世間で広まっている間違った骨の健康常識について吟味します。これらを踏まえたうえで、骨を強くするためにできることについて具体的に学んでいきます。 マイケル・サンデル教授「ハーバード白熱教室 in Japan」 http://www.todai.tv/contents/event/sandel/001/index.html 2011-7-8 2010年8月25日に、NHK教育テレビ「ハーバード白熱教室」の講義や、早川書房刊「これからの『正義』の話をしよう」でも著名な、ハーバード大学マイケル・サンデル教授による講義を開催しました。 この講義は、大学総合教育研究センター・NHK共催「ハーバード白熱教室 in JAPAN」として安田講堂にて行われ、身近な問題を題材に「正義」を論じる、3時間を超える対話型講義となりました。 講義は前半と後半に分かれ、前半では「イチロー選手の年収は日本の教師の400倍。これは道徳的に正しいのか?」、後半では「オバマ大統領は第二次大戦中の原爆投下を日本に謝罪すべきか?」などの問いが講堂に投げかけられ、本学の学生や一般参加者らがサンデル教授を交え、熱い討論を交わしました。 駒場祭公開講座2010:御厨 貴先生【オーラル・ヒストリーとは何か】 http://todai.tv/contents/event/komabasai/mikuriya_takashi/001/index.html 2011-6-6 オーラル・ヒストリーの実態に迫る。次の項目を予定している。 1.口述による歴史の意味 2.オーラル・ヒストリー対比列伝の試み 参考文献として、 御厨貴『オーラル・ヒストリー』(中公新書) 御厨貴『後藤田正晴と矢口洪一の統率力』(朝日新聞出版) を挙げておく。 公開講座「特異」追加:岡本 拓司先生【仲間外れ、天才に挑む: 土井不曇の反相対論】 http://todai.tv/contents/kokai/2009_01/okamoto_takuji/001/index.html 2010-7-21 アルベルト・アインシュタインは、1922年の来日の際、熱狂的な歓迎を受けている。この熱狂の中、第一高等学校で教鞭をとっていた土井不曇は、かねてから準備した反相対論の議論を練り上げ、東京帝国大学での講演の際にアインシュタインに質問を行った。大学・大学院で土井の指導教官であった長岡半太郎は、来日する天才物理学者への反論を「国辱」とさえ表現し、土井周辺の人々も土井の無謀に見える企てを阻止しようと努めた。世界的に見れば、土井の反論は珍しいものではなかったが、土井が質問を決意した経緯や、土井周辺の人々の反応は、当時の日本の知識層が置かれた特異な状況をよく反映している。土井と彼の周辺の人々の動向を分析することで、第一次大戦中直後の日本の科学界の特異性を明らかにしたい。 公開講座「特異」追加:橋本 毅彦先生【科学者を魅了し悩ませた特異現象】 http://todai.tv/contents/kokai/2009_01/hashimoto_takehiko/001/index.html 2009-12-25 近代科学を作り出した科学者たちは、その際に新奇な特異現象に遭遇し、それらの意味を考察することで、自然に対する古い考えを捨て、新しい科学を構想していった。そのような例として天文学者ティコ・プラーエの目撃した新星や、新世界から流入する文物などをあげることができよう。これらの諸事例の考察を通じて、近代科学の誕生、そして科学の発展にあたっての新奇な現象の果たす役割について探っていく。 公開講座「特異」追加:柴崎 正勝先生【医薬品の三次元構造-特異的生物活性-】 http://todai.tv/contents/kokai/2009_01/shibasaki_masakatsu/001/index.html 2009-11-17 私達の体内で蛋白質が極めて重要な働きをしていることはよく知られている。この蛋白質を構築する原料であるアミノ酸に、左手物質と右手物質に相当する異性体が存在することは御存知でしょうか。大きな社会問題となったサリドマイドや、新型インフルエンザに対抗する医薬品として多くの注目を集めているタミフルにも左手物質と右手物質が存在します。医薬品として使用されているタミフルはそのうちの一つです。なぜでしょうか。 その理由、および左手物質あるいは右手物質のみを合成する方法について議論します。 公開講座「特異」追加:濱田 純一先生【開講の挨拶】 http://todai.tv/contents/kokai/2009_01/hamada_junichi/001/index.html 2009-10-16 公開講座「特異」開講にあたって、東京大学総長 濱田純一よりご挨拶です。 公開講座「バランス」追加:丹野 義彦先生【心の適応と不適応のバランス】 http://todai.tv/contents/kokai/2008_01/tanno_yoshihiko/001/index.html 2009-08-18 不安とうつといった心の現象は、重くなると不安障害やうつ病へといった不適応状態となるが、一方、それなりの適応的な面がある。不安やうつには不適応面と適応面という二面性があり、そのバランスをとるのが大切である。また、不安障害やうつ病になる人はそれほど多いわけではないが、軽い不安やうつは多くの人が体験している。不適応と適応のバランスを取るための心理療法の一つとして「認知行動療法」をあげることができる。認知行動療法は、短時間で大きな効果が得られることが証明されたので、欧米においてはメジャーな心理療法となっている。 公開講座「バランス」追加:渡會 公治先生【スポーツにおけるフォームとバランス】 http://todai.tv/contents/kokai/2008_01/watarai_koji/001/index.html 2009-07-21 通常、バランスの医学的問題は、めまいや転倒など平衡機能の失調による病態であり、内耳や小脳などの疾患として耳鼻科、神経内科などの領域である。生理学的にはバランス能力は脳の高次機能や内耳の平衡機能を測ることなど研究が進められている。一流のスポーツ選手の動きには美しいという評価が下る。美しい動きの背景には身体の構造に無理のないフォームとバランスのとれた身体がある。スポーツ医科学の知識をバランス良く学ぶこと、バランスのとれたトレーニングをしてバランスの良い体をつくり、バランスの良いフォームを身につけることである。 公開講座「成熟」追加:濱田 純一先生【閉講の挨拶】 http://todai.tv/contents/kokai/2008_02/hamada_junichi/001/index.html 2009-06-30 東京大学理事・副学長(当時) 濱田純一より、公開講座「成熟」閉講の挨拶です。 公開講座「成熟」追加:西村 幸夫先生【成熟社会のまちづくり】 http://todai.tv/contents/kokai/2008_02/nishimura_yukio/001/index.html 2009-06-25 まちづくりとは市民社会の中からボトムアップで生成してきた生活の質改善の継続的な活動を指すが、1960年代に日本において生まれて以来、市民社会のあり様な変化とともにまちづくりの具体的なあり方も変化してきた。まちづくりの考え方の変容の背景には、国家総動員で経済開発にあたっていた戦後社会の官主導の地域運営から、地方分権の進展や公共事業の引き締め、民を後押しする官の役割への移行など、官民間の役割分担が変化してきたことがある。成熟社会におけるまちづくりの特色を今回の講義で述べる。 公開講座「成熟」追加:岡部 徹先生【成熟社会に欠かせないレアメタル】 http://todai.tv/contents/kokai/2008_02/okabe_toru/001/index.html 2009-05-13 テレビやパソコン、携帯電話など、ハイテクと呼ばれる機器には多種多様のレアメタルが使われている。普段、何議なく使っている携帯電話の液晶パネルにはインジウム、バイブレーターのモータにはネオジム、小型の高性能コンデンサにはタンタルなど、使用例は枚挙に暇がない。日常的には直接目にすることはすくないものの、レアメタルがなければ豊かな社会は成り立たないといっても過言ではない。成熟社会には、多量のレアメタルが必要だ。 公開講座「成熟」追加:林 香里先生【民主主義と成熟 メディア社会】 http://todai.tv/contents/kokai/2008_02/hayashi_kaori/001/index.html 2009-05-01 20世紀の後半ごろから、西欧を中心とした先進国の多くの知識人や思想家たちは、近代という時代を振り返って、近代の誤りはそれが規範とする思想(自由、平等、人権、理性など)に内在するのではないか、また、そのような思想的誤りがあったとすればそれは何だったのだろうかという思想レベルの批判的かつ再帰的な理論構築に着手してきました。 いま、私たちはおろらく、メディア社会の諸問題に対しても、上記のような近代社会思想批判に通底するのと同様の理論的な複雑さを持って挑まなくてはならない。私は、メディアを現代社会の倫理にかなうよう軌道に乗せるためには、19世紀に完成した「ジャーナリズムの公共的任務」という、現代から見ればやや乱暴でさえある古典的規範論そのものを、現代社会に合わせて精緻化し、現実的に機能するものに鍛え上げていかなくてはならないと考える。 公開講座「成熟」追加:大木 康先生【閉塞と成熟―中国明代の詩と小説】 http://todai.tv/contents/kokai/2008_02/oki_yasushi/001/index.html 2009-04-30 中国明代の文学、とりわけ伝統的な詩文の世界を覆っていた空気は、閉塞感があった。しかしながら、明代の詩は今日においてみるべき作品に乏しかったとしても、その当時において、必ずしも低調であったわけではなく、詩が大衆化されていた。お手本を忠実になぞれば、よい詩ができるという文学の一種マニュアル化の背後には、当時数多く現れた日曜詩人たちがあった。これはまた一つの文学的成熟の形と見ることもできないわけではない。明代の末には民衆文化に対する知識人の関心から、白話小説という新しい文学ジャンルが生み出され、新たな展開になった。明代の文学においては閉塞状況があって、新たな展開もあり、成熟もする。そうしたことを明代の文学において、見ることができるのである。 公開講座「成熟」追加:岩本 康志先生【経済の成熟と社会保障】 http://todai.tv/contents/kokai/2008_02/iwamoto_yasushi/001/index.html 2009-04-14 日本の2007年の推計人口は1億2,777万人で、横ばい状態である。日本の人口構造は成熟化していくのだが、経済や社会に与える影響は多くの人に関心を持たれている。労働力人口減少は経済成長率を引き下げるが、日本は技術進歩が大幅な低迷がない限り、経済はマイナス成長にならないし、1人当たり所得も増加する。 少子高齢化社会の最大の経済問題は、社会保障財政にある。現行の社会保障の財政方式は、現役世代の負担で高齢者の給付の多くを財源調達している。現役世帯に対して高齢者の人口比率が高まると、財政状況が悪化する。このような命題を乗り越えるためにどのような選択肢が与えられるのか。今回の授業では主にこれを内容にする。 公開講座「成熟」追加:苅谷 剛彦先生【福祉国家の変容と「成熟」:大人になることの難しい社会と教育】 http://todai.tv/contents/kokai/2008_02/kariya_takehiko/001/index.html 2009-04-07 今の日本では、学校とまったく無関係に人生を送ることは難しい。そういう生き方は、ほとんどありえないといってよいほど、学校が人の生に深く、そして強くかかわっている。現在、より多くの人々がより長い間学校に行くようになればなるほど、学校をでることと大人になることが結びつかなくなったという逆転現象が生じた。どうしてそんなことが起きたのだろうか。こうしたパラドクスが生じるのは、学校という制度に問題があるからなのだろうか。それとも、社会の変化や若者たちの変化と関係しているのだろうか。この問題を考える上で、最初の切り口としたいのが、福祉国家の変容である。そこに目をつけるのは、学校や教育を取り巻く変化も、若者を取り巻く環境の変化も、先進国に共通する、この社会全体の変化と関係していると考えるからである。 公開講座「成熟」追加:井原 泰雄先生【配偶者選択と成熟】 http://todai.tv/contents/kokai/2008_02/ihara_yasuo/001/index.html 2009-04-03 動物が高配する相手を選ぶ。同じ種に属する異性なら誰でも良いという訳ではなく、何らかの基準によって選り好みがなされる。動物のこのような行動を配偶者選択という。本講義では、配偶者選択による性淘汰から、好みの進化、MHCとマウスの配偶者選択、好みの学習、ヒトの配偶者選択について話をする。 公開講座「グローバリゼイション」追加:渡辺 裕先生【音楽文化の「グローバル化」?-音響テクノロジー・音楽産業・地域文化-】 http://todai.tv/contents/kokai/2007_01/watanabe_hiroshi/001/index.html 2009-03-31 「音楽は国境を越える」とはよく言われる一方、音楽は各地域や各民族に固有のものと考えられてもきた。だが実際は、世界のどこでも通用する音楽などないし、特定地域だけに固有の音楽などというものもない。普遍的な音楽、純粋な地域文化という幻想自体が、グローバル化の様々な力学の結果に他ならない。グローバル化を西洋中心主義的悪弊と決め付けるのも一面的である。グローバル化の時代は、各地のローカル文化の新たな自己主張の時代でもある。このことは、文化とはそもそも何であるのかという根源的な問いに我々を誘っているようにも思える。 公開講座「バランス」追加:小宮山 宏先生【閉講の挨拶】 http://todai.tv/contents/kokai/2008_01/komiyama_hiroshi/001/index.html 2009-03-24 公開講座「バランス」の内容を受けて、小宮山総長より閉講の挨拶です。 公開講座「バランス」追加:池上 高志先生【カオスがつくるバランスと進化】 http://todai.tv/contents/kokai/2008_01/ikegami_takashi/001/index.html 2009-03-19 生命は多様な動きやパターンを作り出すしかけをもっている。それが一方で心や意識を作り出すしかけでもある これまで生命そのものではないが、生命の近く(半生命)で見られるしかけをあれこれ研究されてきた。それがカオスであり、人工生命のモデルである。ホメオダイナミクスは、生命のメカニズムであるがゆえに、変化する仕掛け/進化する仕掛けを提供してくれる。恒常性と進化、この2つの一見相反する性質はホメオダイナミクスによって結びつけられる。結びつけの鍵は、「賢い揺らぎ」の生成と維持にある。 公開講座「バランス」追加:青木 一郎先生【水産資源の変動とバランスー魚種交替ー】 http://todai.tv/contents/kokai/2008_01/aoki_ichiro/001/index.html 2009-03-17 地球環境と食料問題は21世紀の私たちに課せられた大きな課題である。イワシやアジのような大衆魚は海で最も多い魚である。自然の恵みを将来にわたって持続的に利用するためには海の生態系における魚類生産の理解が不可欠である。日本近海の浮魚資源は長期的に資源量を大きく増減させるが、潜在的には高い自然の生産力を持っている。多獲性種を群集としてみると、減る資源があれば必ず一方で増える資源がある。長期的な増減を直接人間が操作することはできないが、その変化への対処は可能であり、それが重要である。因みに北太平洋の鯨類は主要餌生物を1970年代はマサバ、1980年代はマイワシ、その後はサンマ、カタクチイワシと変えている。鯨類は魚種交替という餌環境の変化に見事に対応して生きている。資源量が大きいときには十分に漁獲が可能であるが、資源量が小さいときには、その魚種にとって環境が悪くなっているのであるから、漁獲がそれに追い打ちをかけないように注意すべきだろう。そして一方で交替して増えた魚を獲ればいいことになる。現状では魚種によって利用の方法や市場価値が異なることも事実であるが、人間の持つ知恵を絞る必要がある。これが長い将来にわたって持続的な資源の利用と漁業の発展を可能にする。 東京大学工学部工学体験ラボ 第5回 追加:染谷 隆夫先生・乙部 博則先生【工学とデザインのコラボレーション ~グループ対抗デザインコンテスト~】 http://todai.tv/contents/event/kougakutaiken05/001/index.html 2009-03-10 工学の魅力を知ってもらうため、高校生を対象に東京大学工学部が開催している工学体験ラボ(Tlab)。第5回目は、最先端の工学研究とデザイン(意匠)との出会いをテーマに、「グループ対抗のデザインコンテスト」を実施しました。コンテストのテーマは下記です。「『伸び縮みするディスプレイ』という技術がここにあります。それでは、それを使ってあなたは何を作りますか?」 公開講座「成熟」追加:開 一夫先生【自己の発達・成長-乳児から大人への変遷】 http://todai.tv/contents/kokai/2008_02/hiraki_kazuo/001/index.html 2009-03-06 我々は自分自身の容姿や能力、さらには性格についてもなにがしかの知識を持っている。こうした自己に関する知識はいつどのようにして獲得されるのだろうか。自己認知に纏わる問題は、個体発生的にも系統発生的にも非常に興味深い。現在、脳機能イメージング研究を幼児や動物を対象に実施することで、自己の起源を探る研究を行っている。また、一般的な意味での「自己概念」の成熟過程と「自己認知」の発達過程を関連づけることにも挑戦していきたい。 公開講座「バランス」追加:井堀 利弘先生【効率と公平-税制改正におけるバランス】 http://todai.tv/contents/kokai/2008_01/ihori_tosihiro/001/index.html 2009-02-27 公平と効率は、政策の評価基準として、代表的なものである。政治がうまく機能していない場合には、国民全体にとって望ましくない政策が実施されるので、そうした政策は不公平であり、非効率になりやすい。そもそも不公平や非効率は、どのような意味で使うべきであろうか。経済状態が同じ人を差別的に取り扱うのは、不公平である。しかし、ある政策がすべての人々を同じように取り扱っても、運不運の結果、事後的に差が出る場合もある。そうした格差が、差別的な取り扱いのせいか、あるいは、やむを得ない偶発的な理由かを区別することは困難である。また、個々の人々について、どの程度経済的に恵まれているかいないかを政府や社会が判断するのは、意外に困難である。不公平、非効率という概念は、必ずしも明快なものではない。国民すべてが損をする政策は明確に非効率である。また、経済的に恵まれていない人から恵まれている人への再分配は不公平である。 公開講座「成熟」追加:金子 元久先生【成熟の構図】 http://todai.tv/contents/kokai/2008_02/kaneko_motohisa/001/index.html 2009-02-24 この講座を整理すると3つのテーマに分かれる。第一にのテーマは、成熟とは何か、そしてなぜそれが難しいのか、という点である。第二のテーマは、人間や社会が成熟するために欠かせない条件に関する点である。第三のテーマは、成熟すればこそ可能になることである。もちろん個々の講義は、こうした筋書きの範囲をこえて、それぞれ独自の様々な知的広がりをみせてくれるに違いない。それを受講者のみなさんとともに私自身も楽しみにしていきたい。 公開講座「バランス」追加:山岸 順子先生【作物栽培におけるバランスーイネとコメー】 http://todai.tv/contents/kokai/2008_01/yamagishi_junko/001/index.html 2009-02-17 作物栽培においては、①収量が多いこと、②品質がよいこと、③農作業者の負担とコストが少ないこと、④環境に優しく安全であること、の4つが求められている。しかし、これらの間のバランスを取ることは非常に難しい。そこで、イネ栽培をとりあげ、最初に過去半世紀にわたるイネ栽培の変遷を概観した上で、これらのバランスについて窒素肥料の施用を例として詳述したい。 公開講座「バランス」追加:中釜 洋子先生【子どものバランス・家族のバランス】 http://todai.tv/contents/kokai/2008_01/nakagama_hiroko/001/index.html 2009-02-03 子ども達の臨床的問題が後を絶たない。不登校やひきこもり、うつ状態、食行動をめぐるトラブル、家庭内暴力などの症状は、子どもが発した「こころのバランスの崩れ」を伝えるサインであると考えることが出来る。サインを上手に汲み取り、こころのバランス回復に役立てたいが、大人たちは自分自身の不安や心配から、叱咤激励・役立たないアドバイスを繰り返し悪循環を引き起こして却って問題をこじらせてしまうことが少なくない。複数人を巻き込んで展開・維持される問題への対処方略として、関係諸氏の相互交流を積極的に位置づけて、それらの人々の力を借りて行う家族カウンセリング・家族療法という領域がある。本講義では家族療法の知見を紹介しながら、子ども達のこころのバランスと家族のバランス、両者の絡まり合いについて考えてゆきたい。 公開講座「バランス」追加:山地 憲治先生【世界エネルギー需給とバランス】 http://todai.tv/contents/kokai/2008_01/yamaji_kenji/001/index.html 2008-12-09 エネルギー(Energy)・経済(Economy)・環境(Environment)の複合領域で発生する、いわゆる3E問題に取組んでいます。この複合領域で発生する諸問題の解決には工学だけでなく、経済学などの社会科学を含めた学際領域での研究が必要です。 公開講座「力」追加:井上 正仁先生【開講にあたって】 http://todai.tv/contents/kokai/2007_02/inoue_masahito/001/index.html 2008-12-05 「力」とはいったい何でしょうか。分子の運動から、身体のはたらき、人と人との交渉、さらには国際紛争まで、この現実世界は、すべての場面で、さまざまな「力」の交錯によってなりたっています。地震で大地が揺れるようすや、身体の運動や、武器の数量はいちおう目に見えますが、その背後にある、力のはたらきは、なかなか見えるものではありません。今回の公開講座では、自然と社会と文化、すべての領域に遍在し、ものごとを動かしている「力」というものについて、文系・理系を通じた多くの学問分野から、解明を試みます。 公開講座「バランス」追加:小田部 胤久先生【(アン)バランスの美学】 http://todai.tv/contents/kokai/2008_01/otabe_tanehisa/001/index.html 2008-11-18 「美学」というと浮世離れした学問のように思われがちである。そして、こうした考えを支えているのが、「美の自律性」という近代的な理念であろう。だが、今日まさにこの理念の妥当性が問われており、近代的な芸術観を見直すことそれ自体が美学の課題をなしている。こうした問題関心の一環から「バランス」について論じてみたい。 公開講座「バランス」追加:水町 勇一郎先生【「ワーク・ライフ・バランス」について考える。】 http://todai.tv/contents/kokai/2008_01/mizumati_yuitiro/001/index.html 2008-10-28 いま日本で「ワーク・ライフ・バランス」という言葉がもてはやされている。政府も昨年「ワーク・ライフ・バランス推進官民トップ会議」を開催し、「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」を策定した。いまなぜ日本で「ワーク・ライフ・バランス」が重要だといわれているのか? どのようにしたら「ワーク・ライフ・バランス」を実現することができるのか? 公開講座「バランス」追加:長谷部 恭男先生【法的思考におけるバランス】 http://todai.tv/contents/kokai/2008_01/hasebe_yasuo/001/index.html 2008-10-17 法律家は、よくバランス感覚が大事だとか、バランスをとらなくとはといいますが、そこで言われているのは、重さや長さや価格のように、同じ物差しで測ることのできるもの同士を比べることではなく、比べようのないもの同士の間でどれをとるかについての判断であることがしばしばあります。多くの場合、人の直面する選択肢は比較不能であり、比べようのないものの間で一つを自分の意思で選んで、それを実行しているわけです。この講義では、価値が比較不能であるとはいかなることか、そのことが、人間社会にとってどのような問題をもたらすか、法律学は、その問題をどのように解決しようとしているか等の論点についてお話しするつもりです。 公開講座「バランス」追加:生源寺 眞一先生【開講にあたって】 http://todai.tv/contents/kokai/2008_01/shogenji_shinichi/001/index.html 2008-09-24 社会のいろいろな分野で、過度に単純化された言説がもてはやされ、さまざまな要素に配慮した判断が軽視される傾向があります。バランス感覚の後退と言ってよいでしょう。一方、周囲を見渡してみると、身体の不調や不安定な心に悩んでいる仲間が少なくありません。悩みはバランスの失調から来ていることが多いようです。絵画や建築物のような人間の創り出す作品についても、しばしばバランスの美しさが高く評価されます。あるいは、人間の活動による自然生態系の撹乱も、回復能力を超えたバランスの破壊という見地から問題視されています。バランスは、個としての人間、集団としての社会、人間の創造物、人類を取り巻く環境のいずれの領域においても、大切な役割を果たしています。けれども、そもそもバランスとはいったい何を意味するのでしょうか。それぞれの文脈で使われているバランスは、単一の概念のもとに括れるものでしょうか。今回の公開講座では、さまざまな切り口からバランスの本質に迫ってみたいと思います。 公開講座「力」追加:吉見 俊哉先生【戦後日本におけるアメリカニズムと権力】 http://www.todai.tv/contents/kokai/2007_02/yoshimi_shunya/001/index.html 2008-08-26 「アメリカ」は、現代世界において圧倒的に優位な世界的権力でありながら、大衆文化やライフスタイルとしてわたしたちの生活の奥深くに入り込んでいる存在でもある。戦後日本で、「アメリカ」はまず占領軍として、つまり露骨な「暴力」として日常風景に立ち現れながら、やがて家電で囲まれた豊かな消費生活や若者のファッション、さまざまなメディア・イメージの源泉にもなっていった。ここでは戦後日本におけるこうした「アメリカ」のパワーの二面性に焦点を当て、日本人の親米意識の深層力学を探っていきたい。 現代GP 国際シンポジウム2008 追加:Peter Dourmashkin 先生 ・ Daniel Gilbert 先生 ・ 美馬 のゆり 教授【ICTを活用したアクティブラーニング ~アクティブラーニングの活性化が可能な教育環境とは~】 http://www.todai.tv/contents/event/GP20080317/001/index.html 2008-08-22 現代GPの取り組みの1つとして行われた今回のシンポジウムは、どのような教育環境(特にICT(Information and Commuication Technology)技術の利用によって実現される)によって、学生の能動的な学習(アクティブラーニング)を活性化することができるのかが議論されました。シンポジウムは、事例報告とパネルディスカッションの2部構成で行われました。事例報告ではまず、マサチューセッツ工科大学(報告者:Peter Dourmashkin氏)、スタンフォード大学(Daniel Gilbert氏)、公立はこだて未来大学(美馬のゆり氏)の事例が報告されました。その後、東京大学のKALS(駒場アクティブラーニングスタジオ)(Tom Gally氏)、情報学環・福武ホール(山内祐平氏)における事例が報告されました。また、望月俊男氏に、マイクロソフトが開発したアクティブラーニングを支援するソフトウェアを、ご紹介いただきました。永田敬氏の司会のもと行われたパネルディスカッションでは、始めに「アクティブラーニングにおけるICTの必要性」について、ICTは手段の1つであるという方向性で議論されました。次に、「FD(ファディカル・デベロップメント)をどのようにすべきか」という問いに対して、FDというような受け身のものではなく、先生が教育について話し合う機会を作る工夫が大切であるという方向性で議論されました。 公開講座「力」追加:藤田 誠先生【生命・ナノテクの鍵をにぎる分子レベルの弱いチカラ】 http://www.todai.tv/contents/kokai/2007_02/fujita_makoto/001/index.html 2008-08-13 この講演では、分子の間に働く弱いチカラを巧みに活用にしたモノづくりについてお話しします。我々が分子レベルの現象でモノづくりを考えた時、真っ先に思い浮かぶのは「化学反応」です。化学反応には、フラスコのなかで物質を加熱したり圧力をかけたりというイメージがあります。私どもは、このような従来の化学反応のイメージとは対照的に、分子に秘められた「自己組織化」という潜在的能力を引き出すことで、分子をひとりで秩序させ機能化することを研究しています。 工学部「テクノドリームⅠ」追加:富野 由悠季先生 ・ 下山 勲先生 ・ 中須賀 真一先生【テクノドリームⅠ:工学~それは夢を実現する体系】 http://www.todai.tv/contents/event/technodream/001/index.html 2008-08-05 日本は科学技術立国を掲げていますが、若年層の理工系離れが起きています。この原因のひとつを、東大工学部は「かつて工学にあふれていた夢・ロマンを若者が描きにくくなったため」であると解釈し、SFクリエイターを招き、現役の工学部の教員と共に「工学の未来」について語る場を設け、工学の夢を新たに描き直すイベント「テクノドリーム」を開催します。 公開講座「力」追加:酒井 英行先生【核力100年】 http://www.todai.tv/contents/kokai/2007_02/sakai_hideyuki/001/index.html 2008-07-29 日本では2008年から世界最強の大強度陽子加速器(J-PARC)が運転を開始する予定である。また理化学研究所に於いても、世界最強の不安定核ビーム施設(RIBF)が建設され、昨年末には重イオンビームの加速に成功し、実験が今まさに始まろうとしている。このような時期を捉え、本講義では、湯川理論による核力から始め、「核力」研究の発展を簡単に辿りながら、湯川理論の果たした役割について触れ、「核力」研究の最前線を展望し、現代的な「核力」像を明らかにする。「核力」の面白さと豊かさを伝えたい。 第1回グローバルCOEシンポジウム「博士たちの輝くキャリアデザイン」 http://www.todai.tv/contents/event.html 2008-07-22 このシンポジウムは2008年2月15日にグローバルCOE プログラム「理工連携による化学イノベーション」の活動の一環として、本学博士課程修了者の考え方や体験談を聞くことによって在学生へ指針・助言を与えることを目的として行われました。 講演者には日本人ばかりでなく本学に在籍した外国人も半数程度含まれています。 公開講座「力」追加:藤原 晴彦先生【昆虫にみる生命力 -環境に適応する力-】 http://www.todai.tv/contents/kokai/2007_02/fujiwara_haruhiko/001/index.html 2008-07-18 藤原 晴彦(新領域創成科学研究科 教授) / 生命力とは何かを定義するのは難しい。国語辞書には「生命」の項目はあるが「生命力」という言葉はない。人を中心に考えると、生命とは固体を生きながらえさせる力と定義されるが、生物全体を見渡すと必ずしも本質的なこととは思えない。すべての生物に当てはまるのは「自らの種を継続的に維持すること」かもしれない。進化的視点からみると、生命の本質は環境(の変動)に適応する力にあると筆者は考える。本講座では、この視点から、昆虫の生命力について話をする。 公開講座「力」追加:川口 健一先生【ちからと建築デザイン】 http://www.todai.tv/contents/kokai/2007_02/kawaguchi_kenichi/001/index.html 2008-07-08 川口 健一(生産技術研究所 教授) /  「建築」とは、人類が雨露をしのぎながら活動していくための身近で大きな「いれもの」で、1.安全性、2.機能性・快適性、3.美しさ、4.経済性、5.低環境負荷、など様々な要求項目に対して応えるようにデザインされて作られます。従って、その設計の過程はさまざまな因子の影響を受けています。建築の構造とはさまざまな「ちから」に対して建築を支える骨組みのことです。建物を安全に設計するには重力や地震力といったさまざまな「ちから」を考慮しなければなりません。その結果が建築のかたちにも表れます。本講座では、様々な「ちから」が建築デザインに対して与える影響について話します。 公開講座「力」追加:野崎 大地先生【冗長な筋骨格系が発揮する力】 http://www.todai.tv/contents/kokai/2007_02/nozaki_daichi/001/index.html 2008-06-18 野崎 大地(教育学研究科 准教授) / 本講座では、単純だが反直感的な様式で筋の活動が決まるということが、どのような機序で生じているのか、どのような意味を持つのかについて説明したい。そして、このような概念を取り入れることで、より精緻な筋力トレーニングが可能になること、また、直立した姿勢を維持しているときに中心的な役割を果たす下腿三頭筋(ふくらはぎの筋群)活動の奇妙な振る舞いについても極めて合理的な説明を与えることなどについても言及したい。 公開講座「力」追加:堀井 秀之先生【構造力学と政治力学のアナロジー】 http://www.todai.tv/contents/kokai/2007_02/horii_hideyuki/001/index.html 2008-06-11 堀井 秀之(工学系研究科 教授) / 「力」という概念は、物理的な力だけでなく、政治力、権力、影響力、技術力、魅力など、様々な対象に比喩的に用いられる。そこには「力」という概念が表現する共通性と、それに起因する共通の体系が存在する。本講義では、構造物や材料の力学現象と政治的現象とのアナロジーを示す。 公開講座「力」追加:阿部 誠先生【ものづくりを諦めたアメリカ、マーケティングの出来ない日本:顧客の力を探る】 http://www.todai.tv/contents/kokai/2007_02/abe_makoto/001/index.html 2008-04-22 阿部 誠(経済学研究科 教授) / 日本ではこの数年、景気回復と自動車会社の業績好調の波に乗って『ものづくり』が流行り言葉になっている。確かに日本の製造業はすばらしい。しかし所詮、製造業は第2次産業である。成熟した経済社会であれば、必然的に第3次産業が主体となってくる。しかしアメリカのように第2次から第3次へと移行するのではなく、ハードとソフト両方のシナジーをうまく利用することが、これからの先進国日本の歩むべき道ではなかろうか?ブランドなどマーケティングに関する分野を『ものづくり』の骨格に含めなければならないと強く主張したい。 公開講座「力」追加:加藤 陽子先生【近代日本と軍事力 -歴史に学ぶ-】 http://www.todai.tv/contents/kokai/2007_02/kato_yoko/001/index.html 2008-04-22 加藤 陽子(人文社会系研究科 准教授) / 講義では、第一次世界大戦から満州事変勃発までの期間に焦点をあて、その間、日本にとっては、原初的な総力戦体験であったに違いない日露戦争の戦争指導の記憶が軍部の中でいかに改変されていったのか、また、満蒙の「特殊権益」の内容が外交指導者の中でいかに肥大化されていたのかについて論ずる。 公開講座「力」追加:藤原 帰一先生【国際政治における権威・権力・暴力】 http://www.todai.tv/contents/kokai/2007_02/fujiwara_kiichi/001/index.html 2008-04-22 藤原 帰一(法学政治学研究科 教授) / 権力という言葉で何を思いつくだろうか。国内社会と国際関係では、そのイメージに違いがあるだろう。両者が異なるとは限らないが、その違いも大きい。ここでは、権力、もっと広げて「力」の指すものについて混乱がある。それでは「力」とは何だろうか。また、国内社会における「力」と、国際関係における「力」の働きには、どんな違いがあるのか。この講義では、「力」を権威・権力・暴力という三つの要素に分解して、国際政治における「力」の働きについて検討してみたい。 公開講座「力」追加:太田 勝造先生【交渉力 -取引と紛争解決における「力」と法-】 http://www.todai.tv/contents/kokai/2007_02/oota_shozo/001/index.html 2008-03-28 太田 勝造(法学政治学研究科 教授) / 私たちが、「あの人の交渉力はすごい」とか「私には交渉力がない」というときの「交渉力」とは何を意味しているのでしょうか。交渉力は学んで身に付くものなのでしょうか、それとも天賦の才能なのでしょうか。そして、交渉において「法」はどんな働きをしているのでしょうか。日常生活であれ、仕事であれ、日々人々が他者・他社との関係を形成するために実践している交渉における「力」について、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。 3月27日にサーバのメンテナンスを行います http://www.todai.tv/ 2008-03-25 サーバのメンテナンス作業を行いますので、次の時間、東大TV内のビデオが見れなくなります。あらかじめご了承ください。2008年3月27日9:00-18:00 「工学体験ラボ」第4回 追加:幾原 雄一先生【セミナー「ナノテクノロジーの世界 -透過電子顕微鏡法-」 / 実験「超高分解能電子顕微鏡」】 http://www.todai.tv/contents/event/kougakutaiken04/001/index.html 2008-03-21 幾原 雄一(東京大学大学院 工学系研究科 教授) / 1mol(モル)の物質は6×1023個の分子、原子から構成されている。そんな個数は、私たちには想像のつかない世界です。でも、原子「たった1つ」を観測することができるのです。それには電子顕微鏡という3階建ての建物に相当する装置を使います。総合研究機構の幾原裕一教授がその電子顕微鏡を一から講義で説明し、実際にその世界最高レベルの電子顕微鏡を見学して操作します。参加者と先生たちとのざっくばらんな質疑応答も見所。 公開講座「グローバリゼイション」追加:近藤 豊先生 / 小林 和彦先生【グローバル化する大気汚染】 http://www.todai.tv/contents/kokai/2007_01/kondo_kobayashi/001/index.html 2008-03-18 近藤 豊(東京大学先端科学技術研究センター 教授)・小林 和彦(東京大学大学院農学生命科学研究科 教授) / 中国やインドなどでエネルギー消費が急速に増加しているが、その大半が化石燃料である。化石燃料を燃焼すると発生する大気汚染物質の内、特にオゾンとエアロゾルに注目する。大気汚染物質は大気の動きによって世界をめぐり、発生源や影響の地域特定および地域間関係についてはまだ分からないことが多い。ディーゼルエンジンはエネルギー効率が良い。そのような利点を活かしつつ温暖化と大気汚染という2つの問題に対応できるように努力する必要がある。そのような技術開発においても、日本の科学と技術力に大きな貢献が期待されている。 「工学体験ラボ」第4回 追加:加藤 隆史先生【セミナー「液晶 -ナノ素材として大活躍-」 / 実験「液晶の相転移」】 http://www.todai.tv/contents/event/kougakutaiken04/001/index.html 2008-03-05 加藤 隆史(東京大学大学院工学系研究科 教授) / 少し前までは手の届かない存在だったような気がする液晶。それが、今では当たり前のように身の回りにあふれています。皆さんが今お持ちであろう携帯電話、あの画面も液晶が使われています。そんな液晶も実はナノマテリアル。液晶で「見える」仕組みを、工学部化学生命工学科の加藤隆史教授が基礎から易しく教えてくれます。そして体験実験では「コレステリック液晶」という温度で変わる液晶を自作し、お土産として持ち帰りました。 公開講座「グローバリゼイション」追加:金子 元久先生【グローバル化の中の高等教育】 http://www.todai.tv/contents/kokai/2007_01/kaneko_motohisa/001/index.html 2008-02-26 金子 元久(東京大学 教育学部長) / 本来、大学は普遍的な学問の府として国境を越えるべき存在である。しかし近代国家の確立とともに国民経済の成長の道具となった。こうみればグローバル化は大学が本来の姿を取り戻すチャンスともいえる。他方、グローバル化の中で高等教育は様々なリスクに直面している。国際競争の一つの道具としての役割を与えられ、またグローバル化がアメリカ基準による統一の傾向を持っていることも事実である。この両方の側面を踏まえて、グローバル化の時代を支える人材に何が必要かが、日本の高等教育に突きつけられた問題であろう。 公開講座「グローバリゼイション」追加:小宮山 宏先生【世界の持続的発展と『課題先進国』日本 (閉講の挨拶)】 http://www.todai.tv/contents/kokai/2007_01/komiyama_hiroshi/001/index.html 2008-02-19 小宮山 宏(東京大学 総長) / 公開講座「グローバリゼイション」閉講のあいさつにかえて、様々な課題を持っている『課題先進国』であるというという立場から、グローバリゼイションという時代における日本の国としての位置づけについて考える。 今春開催される公開講座「バランス」の参加申込が始まりました。 http://www.u-tokyo.ac.jp/gen03/d04_01_01_j.html 2008-02-15 後日TODAI TVでも公開を予定しております 「工学体験ラボ」第4回 追加:大久保 達也先生【セミナー・ナノ空間材料 / 実験・ナノ粒子とナノ空間】 http://www.todai.tv/contents/event/kougakutaiken04/001/index.html 2008-02-06 大久保 達也(東京大学大学院 工学系研究科 教授) / ナノって言葉はよく耳にするけど、その実態は? 工学部化学システム工学科の大久保達也教授がナノマテリアル(ナノ材料)の全体像を講義で説明します。ナノマテリアルは吸着剤、触媒などで既に身の回りにあるものなのです。さらに大久保先生の専門である、地球環境を改良する新素材、ゼオライトの話にも発展します。金の「金色」がナノサイズになると、何色になるでしょう? 体験実験はそんな答えも知ることができます。ナノって言葉はよく耳にするけど、その実態は? 工学部化学システム工学科の大久保達也教授がナノマテリアル(ナノ材料)の全体像を講義で説明します。ナノマテリアルは吸着剤、触媒などで既に身の回りにあるものなのです。さらに大久保先生の専門である、地球環境を改良する新素材、ゼオライトの話にも発展します。金の「金色」がナノサイズになると、何色になるでしょう? 体験実験はそんな答えも知ることができます。ナノって言葉はよく耳にするけど、その実態は? 工学部化学システム工学科の大久保達也教授がナノマテリアル(ナノ材料)の全体像を講義で説明します。ナノマテリアルは吸着剤、触媒などで既に身の回りにあるものなのです。さらに大久保先生の専門である、地球環境を改良する新素材、ゼオライトの話にも発展します。金の「金色」がナノサイズになると、何色になるでしょう? 体験実験はそんな答えも知ることができます。 公開講座「グローバリゼイション」追加:吉川 泰弘 先生【ヒトと動物の共通感染症の流行とグローバリゼイション】 http://www.todai.tv/contents/kokai/2007_01/yoshikawa_yasuhiro/001/index.html 2008-01-31 吉川 泰弘(東京大学大学院 農学科学生命研究科 教授) / ヒトと動物の共通感染症(動物由来感染症)はペストや狂犬病のように歴史的に有名なもの以外にも数多くある。科学技術は大幅な進歩を遂げたが、人類は動物由来感染症の制御にはまだほとんど成功していない。 家畜由来の感染症は、野生動物由来感染症に比べ諸々の要因で、以前とは違い、高い危険性を帯びるようになっている。野生動物由来感染症は、従来型のヒトや動物を対象とした下流としての感染症対策とは別に、野生動物及び自然宿主に寄生する病原体の生態学といった、上流の視点から研究を進め、グローバルな対策を立てることが求められている。 公開講座「人口」追加:難波 成任 先生【8億人分の食糧が毎年病気で消えている: 植物医師の養成と植物病院の展開を目指して】 http://www.todai.tv/contents/kokai/2006_01/nanba_sigetou/001/index.html 2008-01-23 難波 成任(東京大学大学院 農学生命科学研究科 教授) 世界の食糧生産のうち三分の一は植物に病気を起こす微生物や生育障害・病的症状の原因となる昆虫・化学物質・雑草などに失われており、特に病気による損失は12%にも達します。これは年間8億人以上の人口を養える量で、ちょうど世界の飢餓人口に相当します。薬剤等を用いた対策がないと、食糧生産の半分以上が失われます。これを病気などから守り、治療するため、植物のお医者さん「植物医師」を養成し、「植物病院」を創設する研究分野「植物医科学」を推進する必要があります。 公開講座「グローバリゼイション」追加:藤本 隆宏 先生【グローバル化と日本の競争優位 -現場発の視点で-】 http://www.todai.tv/contents/kokai/2007_01/fujimoto_takahiro/001/index.html 2008-01-07 藤本 隆宏(東京大学大学院 経済学研究科 教授 / ものづくり経営研究センター センター長) / 経済がグローバル化することの一つの意味は、国ごと産業ごとの国際競争力の有無が顕在化することである。それは大昔から経済学の基本的なテーマであった。ところが実際にそうなってみると、伝統的な経済学では説明しにくい現象が多く出てきた。本講義では「日本は人工物である」というものづくり論の基本に戻り、現場発での日本の産業競争力を考えてみることにする。 公開講座「ロボット新世紀」追加:浦 環先生【未知の海中に潜る自律型ロボット】 http://www.todai.tv/contents/kokai/2006_02/ura_tamaki/001/index.html 2007-12-13 浦 環(東京大学 生産技術研究所 教授) / 人間の潜ることができない深い海の中は、ロボットが活躍する世界。生命が海から誕生したように、真のロボットは海から現れるに違いない。そして、海の生物が多様であるように、海で活躍するロボットも多様なものとなろう。自由な発想から生まれる新しいロボット作りを目指し、海の中にロボット王国を作ろう。 公開講座「グローバリゼイション」追加:山影 進先生【グローバリゼイションと世界の新しい安全】 http://www.todai.tv/contents/kokai/2007_01/yamakage_susumu/001/index.html 2007-12-03 山影 進(東京大学大学院 総合文化研究科 教授) / 国際関係の観点からグローバリゼイションを眺めると、主権国家という主要なエージェントの役割・機能の変容、そしてそれと並行して進行する国家間関係の変容が重要なポイントです。国際関係で、非国家組織や国境を跨いで社会を結びつけるさまざまなエージェントが重要になってきました。その中で、国家安全保障に集約されていた世界の安全に関わる問題も大きい変容を見せています。国際関係の文脈では安全保障と訳されてきたセキュリティについて、グローバリゼイションの中で考え直してみたいと思います。 公開講座「グローバリゼイション」追加:植田 和男先生【入門・グローバリゼイション (開講の挨拶)】 http://www.todai.tv/contents/kokai/2007_01/ueda_kazuo/001/index.html 2007-12-03 植田 和男(東京大学大学院 経済学研究科長) / 現在、否応無しにいわゆる「グローバリゼイション」が様々な次元で、世界的な規模で進行しています。モノが国境を越えて動くだけでなく、ヒト・カネも大規模に頻繁に、しかも多様な方向へ移動しています。日本から半導体製造装置が中国に輸出され、それを使って作られた半導体が日本に入ってきて、さらにそれを組み込んだ薄型テレビがアメリカに輸出されたりです。その裏ではお金が動いていますし、技術を教えるために、人が派遣されたりします。こうしたグローバル化には光と影がつきものです。グローバル化の流れに乗れた人には大きなプラスが発生しますが、取り残される人たちも出てきます。この講座は、グローバル化を多様な側面から光の面だけでなく、影の面も含めて、皆さんと一緒に考えてみようという試みです。 公開講座「グローバリゼイション」追加:小池 俊雄先生【グローバルとローカルをつなぐ水循環の科学】 http://www.todai.tv/contents/kokai/2007_01/koike_toshio/001/index.html 2007-11-27 小池 俊雄(東京大学大学院 工学系研究科 教授 / 地球観測データ統融合連携研究機構 機構長)<br>自然現象と人間活動が相互に影響して生じる様々な水問題への危機感の高まりから、21世紀は「水の世紀」といわれています。飲み水の確保や洪水被害の軽減など、身近な水問題を解決に導くためにも、グローバルな水循環変動を考慮する必要があります。健全な水のガバナンスの確立のために、グローバルな水循環観測データと社会に必要なローカルな水情報をつなぐ地球観測データ統融合の先端化学の貢献が期待されています。 公開講座「グローバリゼイション」追加:本間 正義 先生【経済のグローバル化と日本農業のゆくえ】 http://www.todai.tv/contents/kokai/2007_01/honma_masayoshi/001/index.html 2007-11-27 本間 正義 (東京大学大学院 農学生命科学研究科 教授)<br>経済のグローバル化はモノばかりではなくヒトやカネ、サービスまでもが国境を越えて自由に行き来することを目指しています。農業も例外ではありません。WTOやFTAといた取り決めの中でいっそうの市場開放が求められ、さらには東アジア共同体構想なども議論されています。こうしたグローバル化の中で日本の農業はどのように変わっていくのでしょうか。これからの日本農業のゆくえを考えてみます。 公開講座「グローバリゼイション」追加:鈴木 宣弘先生【グローバリゼイションと日本農業】 http://www.todai.tv/contents/kokai/2007_01/suzuki_nobuhiro/001/index.html 2007-11-16 鈴木 宣弘(東京大学大学院 農学生命科学研究科 教授)<BR>貿易自由化は我が国経済の発展に寄与したが、食料の海外依存度はカロリー・ベースで60%まで高まった。そして今、残された主要農作物の更なる市場開放が俎上に上がっている。規制緩和が産業を強くする側面は重要だが、圧倒的な土地条件の差は努力では埋められない。食料のほとんどを海外に依存し、田園の失われた製造業とサービス業の国で、窒素過剰等の健康被害も深刻化するような大きな社会的コストを勘案せずに、協議の効率のみを追求してよいか否か。今こそ「日本に農業はいらないのか」を、真剣に国民的に議論すべき時がきている。 公開講座「グローバリゼイション」追加:柳田 辰雄 先生 【差異と同一からみた国家、市場および貨幣】 http://www.todai.tv/contents/kokai/2007_01/yanagita_tatsuo/001/index.html 2007-10-12 柳田 辰雄(東京大学大学院 新領域創成科学研究科 教授)<br>二十一世紀の人類への偉大な教訓は「資本主義生産様式は市場機構なくしては機能せず、この市場機構は自由な政治制度としか共存できない」ということです。市場に貫徹する資本の論理と政治力学から二十一世紀の国際政治経済の動態を読み解きます。分析視座は国境を越える最適通貨圏と最大アイデンティティ圏で、これらの概念から西欧連合と共通通貨ユーロ、および東アジアの行方を考えます。