| ■ 時間・場所 |
第1日 2008.09.20 13:30-13:50
第1日 2008.09.20 13:50-14:20
第1日 2008.09.20 14:40-15:30
第1日 2008.09.20 15:50-16:40
第2日 2008.09.27 13:30-14:20
第2日 2008.09.27 14:40-15:30
第2日 2008.09.27 15:50-16:40
第3日 2008.10.04 13:30-14:20
第3日 2008.10.04 14:40-15:30
第3日 2008.10.04 15:50-16:40
第4日 2008.10.11 13:30-14:20
第4日 2008.10.11 14:40-15:30
第4日 2008.10.11 15:50-16:40
第5日 2008.10.18 13:30-14:20
第5日 2008.10.18 14:40-15:30
第5日 2008.10.18 15:50-16:40
第5日 2008.10.18 16:40-16:50
東京大学大講堂(本郷キャンパス)[安田講堂] |
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| ■ 講師 |
| 第1日 |
金子 元久 教授 |
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苅谷 剛彦 教授 |
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岩本 康志 教授 |
| 第2日 |
森 裕司 教授 |
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林 香里 准教授 |
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佐々木 司 教授 |
| 第3日 |
開 一夫 准教授 |
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玄田 有史 教授 |
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井原 泰雄 講師 |
| 第4日 |
横張 真 教授 |
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岡部 徹 教授 |
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川出 敏裕 教授 |
| 第5日 |
古井戸 秀夫 教授 |
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大木 康 教授 |
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西村 幸夫 教授 |
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| ■ 対象者 |
| 成人一般・大学生・高校生 |
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| ■ 講義の概要と予定 |
- 成熟の構図
この講座を整理すると3つのテーマに分かれる。第一にのテーマは、成熟とは何か、そしてなぜそれが難しいのか、という点である。第二のテーマは、人間や社会が成熟するために欠かせない条件に関する点である。第三のテーマは、成熟すればこそ可能になることである。もちろん個々の講義は、こうした筋書きの範囲をこえて、それぞれ独自の様々な知的広がりをみせてくれるに違いない。それを受講者のみなさんとともに私自身も楽しみにしていきたい。
- 福祉国家の変容と「成熟」:大人になることの難しい社会と教育
この講義では、大人になるための準備期間として用意されたはずの学校が、大人を作り出すことを難しくさせる場に変わってきてしまったパラドクスの謎を解いていきたい。この謎解きを進めていくことで、今の日本で大人になる(≒「成熟」する)とはどういうことか、成熟を難しくさせている社会の変化はどのようなものかといった問題に取り組む手がかりが得られればと思う。
- 経済の成熟と社会保障
少子高齢化社会の最大の経済問題は、社会保障財政にある。社会保障の財政問題の根本的な構造は、「社会保障財政は、高齢者人口の現役世代人口に対する比率の上昇で悪化する」という命題にまとめることができる。これを乗り越える道は、第1に、社会保障財政に影響する分数の分母を増やす方法、第2に、分子を減らすこと。どちらも完全解決の力はない。第3に、医療・介護保険への積立方式の(部分的)導入である。今後50年の社会保障財政の状況を考えて、他の道が厳しいことを悟れば、積立方式の導入も選択肢として真剣に考慮せねばならないだろう。
- 動物の成熟と行動
動物も人も同様に、過度の不安や恐怖といった心理的ストレスにより時には体調を崩し、疾病からの回復が送れ、異常行動を示すことがある。情動反応系と神経内分泌系そして免疫系の機能関連には人との共通性も高い。動物の成熟を論ずる上で、心身の健康という観点からは、身体の成熟だけでなく心の成熟についても考える必要がある。身近な動物たちを理解することは、私たち自身への理解を深めることに他ならないのである。
- 民主主義と成熟 メディア社会
講義では、1)近代的民主主義理論の批判的検討から生まれた成熟した社会のための新たな民主主義理論を検討し、2)インターネット時代のメディア社会の現状を分析し、3)その上で、成熟した民主主義の理論とメディア/ネット社会との接点を考えて、新しいメディア社会の秩序と展望を考えてゆきたいと思う。
- 大学・社会の成熟と学生のこころの問題
90年代以降、国際化、globalization、あるいはIT化に代表される技術革新によって、教職員のみならず学生の生活にも大きな変化がもたらされている。このような変化は、ある意味では「成熟」への道でもある。しかし急速な変化の常として、現段階ではシステムその他に様々な歪みやアンバランスが生じていることも確かであり、学生の精神保健んいも少なからず影響していると考えられる。これらの点をふまえつつ、本講義では最近の大学生・大学院生にみられる「こころの問題」について解説する。
- 自己の発達・成長−乳児から大人への変遷
我々は自分自身の容姿や能力、さらには性格についてもなにがしかの知識を持っている。こうした自己に関する知識はいつどのようにして獲得されるのだろうか。自己認知に纏わる問題は、個体発生的にも系統発生的にも非常に興味深い。現在、脳機能イメージング研究を幼児や動物を対象に実施することで、自己の起源を探る研究を行っている。また、一般的な意味での「自己概念」の成熟過程と「自己認知」の発達過程を関連づけることにも挑戦していきたい。
- 「働くこと」と成熟
働く問題にかぎらず、「ほどほど」「ぼちぼち」ということが否定されようとしているのが、日本の現代なのかもしれない。社会や経済の構造変化が強調され、すみやかで抜本的な対応が要求され続ける。働くために必要なのは「ちゃんといいかげんに生きる」ことである。矛盾していようと何であろうと、それこそが働く大人の多くが感じている仕事の確信ではないのか。私が一人の大人として「働くということ」について若者に伝えられることがあるとすれば、そんな矛盾にみえる真実でしかない。
- 配偶者選択と成熟
動物が高配する相手を選ぶ。同じ種に属する異性なら誰でも良いという訳ではなく、何らかの基準によって選り好みがなされる。動物のこのような行動を配偶者選択という。本講義では、配偶者選択による性淘汰から、好みの進化、MHCとマウスの配偶者選択、好みの学習、ヒトの配偶者選択について話をする。
- 農が再編する成熟社会のランドスケープ
今や、持続性や省エネルギーといったキーワードが社会の未来を決定する時代である。近視眼的な利潤追求にまかせ、資源やエネルギーの大量消費・廃棄の上にまちをつくることが許される時代は、終焉を迎えつつある。そうした時代にあって我々は、郊外という空間をどう捉え、そこにどのような可能性を見いだしたらよいのか。
- 成熟社会に欠かせないレアメタル
成熟社会には、多量のレアメタルが必要です。一般にはあまり知られていませんが、日本は世界に冠たるレアメタルの生産大国です。また、日本にとって、“人的資源”の育成も重要な課題です。今後も日本が世界に冠たるレアメタルの生産大国・技術“超”大国として世界をリードし続け、豊かな成熟社会に貢献することを願いつつ、本講座では、レアメタルの最近の話題と日本の課題について紹介する。
- 少年非行と法
わが国では、少年が犯罪を行った場合には、少年法に基づき、一般の刑事手続とは異なる理念と手続に従って事件が処理されます。本講義では、少年の成熟度という観点から少年犯罪についての異なる見方を紹介し、そのうえで、少年犯罪に対してどのような対処をしたらよいのかを考えてみたいと思う。
- 歌舞伎−女形の成熟
本講義では、歌舞伎の女形の成熟として、歌舞伎の歴史から女形の誕生や、女形の基本的な技術の確立、若女形の不老神話について話をする。
- 閉塞と成熟−中国明代の詩と小説
本講義では、中国明代の詩と小説について、歴史的な話をする。文学的な閉塞感があった時代から、文学的成熟の時代を経て、民衆への広まり、白話小説の成熟という過程を見ていく。閉塞状況があって、新たな展開もあり、成熟もする。そうしたことを明代の文学において、見ることができる。
- 成熟社会のまちづくり
まちづくりとは市民社会の中からボトムアップで生成してきた生活の質改善の継続的な活動を指すが、1960年代に日本において生まれて以来、市民社会のありようの変化とともにまちづくりの具体的なあり方も変化してきた。本講義では、まちづくりの考え方の変容や、成熟社会におけるまちづくりの特色、そして、今後の成熟社会で求められる考え方について、話をする。
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